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ハウスメーカーの裏話

この商売をやっていて業者からの仕事を受けていると見えてくるおかしなことは
ハウスメーカーの社員の質や価格でである。

正直かなり素人が多いことに気付く。

特にひどいのが訪問販売をしている会社の訪問販売員だ。

訪問販売員はとにかく少し直すところのありそうな家を見つけると片っ端からピンポンを押す
(このことから裏では通称ピンポンと呼ばれている)
この販売員はとにかくその家に入り込むのが仕事だ(入り込む=話を聞いてもらう取っ掛かりを作る)
だから門前ばらいを受けずに話を聞いてもらえたらとにかく色々な話をして次の担当者に繋ぐことが仕事だ。

そして次に現れる担当者は少し仕事がわかるがこの人物もかなり素人だが話はうまい、
そして最後に見積もりに工事担当者と下請け業者が現場に現れる。

このメンバーで現場調査をする。現場調査が終わると後に見積を下請け業者がハウスメーカーに送り
ハウスメーカーが見積にたっぷり金額を載せて(具体的な数字は1.7倍~2.8倍ほど、つまり100万円の
見積を業者がハウスメーカーに送るとハウスメーカーがお客さんに出す見積は170万円~280万円 
※会社よって変わってくる)お客さんに見積を出す。

見積出すときは勝負の時つまり考えさせる余裕を与えない(なぜ考える時間を与えないかというと見積が
高額なのがばれてしまうから)、見積と契約書を一緒に持ってきて一気に契約を纏める。

考えている客にはクーリングオフ(消費者を守るために無条件で2週間以内だったら解約出来る法律)が
あるから大丈夫だと話して契約をする。

しかし事実クーリングオフはほとんど出来ないその理由は契約が終わったらすぐに解体工事をしてしまうからだ。

解体をしてしまったらクーリングオフをしても壊れた物は帰ってこないし、実際に工事したものは請求されてしまう、
それに裁判などでもめればそのもめている期間(数カ月間単位)は解体されたままで家に穴が開いた状態で
過ごさなければならないのだから後で気づいても遅いのが現状だ。

 実際こういうことは日常行われている。
そしてこういう高額な工事を発注してしまうのは情報収集能力の低いお年寄りなどが多い。
 
 これは片寄った意見かもしれないが、私はこれもある種の悪徳リフォームではないかと思う。
 
だからこのブログを見た方は自分の親などがリフォームをしたいって思っているのかを普段から確認しあって、
もし訪問販売員が来たときは必ず相見積もり(相見積もり=見積を何社かとって比較すること)を進めてあげて下さい。

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